モダン蔵カフェ 風音
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niwasaki cafe いわさ喜
niwasaki cafe いわさ喜
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レトロな佇まいに心おどる 城下町・岩槻で見つけた古民家カフェ2選

城下町として栄え、今もなお当時の面影を残す岩槻には、歴史のある蔵や家屋を利用した古民家カフェが点在しています。風情ある佇まいや温かみのあるしつらえは懐かしさを感じられ、居心地の良さは抜群。さらに店主こだわりのお料理やスイーツでほっこり豊かな時間を過ごすことができます。今回は数ある古民家カフェの中からおすすめの2軒をご紹介。岩槻駅からのアクセスも良いので、岩槻散策の際にぜひ立ち寄ってみてください。

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古い蔵がノスタルジーを呼ぶ こだわり昭和グルメでタイムスリップ気分に

モダン蔵カフェ 風音
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モダン蔵カフェ 風音
モダン蔵カフェ 風音

岩槻駅東口から歩いて約10分。城下町の面影が残る市宿通りから1本入ったところに、蔵を利用したカフェ「モダン蔵カフェ 風音(かのん)」はあります。重厚な屋根瓦に白壁、黒みがかった木肌など、古い蔵をリノベーションしたという建物は、日本の伝統が息づく見事な造り。外観を眺めてうっとりするとともにノスタルジックな気分に浸れます。店先には敷石が敷かれていたり、フォトスポット用のベンチが設置されていたりと写真を撮るポイントがたくさんあるので、入店前からスマホ片手に撮影に夢中になってしまいそうです。

 

店内は落ち着いた色合いと温かみのある灯りに包まれ、こちらもまたレトロな雰囲気。デザインや大きさが異なるテーブルに、椅子、ソファが配置されているほか、ダイヤル式の黒電話や足踏みミシン、レコードプレーヤーなど、年代を感じさせる小物があちこちに置かれており、昭和ムード漂う空間がおしゃれです。フロアは1階と2階があり、1階はわんちゃん同伴での利用も可能とのこと。

 

お店の雰囲気はもちろん、お料理も人気の理由のひとつ。おすすめはワンプレートで提供される「かのんプレート」。ご飯メニューかパンメニューが選べるうえ、主菜が日替わりなので何度訪れても飽きることがありません。もうひとつのおすすめは、純喫茶風ナポリタンにプリン、クリームソーダなどが味わえる「昭和セット」。ケチャップが効いたもっちりスパゲティや、硬め食感のプリンなど、懐かしの味がたまらないメニューです(2024年7月取材時のメニュー。現在はミートソースに変更)。さらに、レトロなプリントデザインなど昔懐かしい食器で提供されるので、より昭和らしさを堪能でき、写真も映えます。

ほかにも、濃厚な甘みとスパイスの効いたカレーや、薄いクリスピー仕立てながら食べ応えしっかりのピザなど、こだわりの自家製メニューがずらり。コーヒーに紅茶、ソフトドリンクまで飲み物も充実しているので、スイーツと合わせてティータイムを満喫するのもおすすめです。

 

近くには岩槻郷土資料館があり、昭和5年(1930年)に岩槻警察署の庁舎として建てられた建物が使用されています。内観の窓や柱にアール・デコ調の装飾が施されていて、昭和初期に建てられたという特徴が残っているんだそう。国の有形文化財にもなっています。レトロな雰囲気を味わうのにピッタリのスポットです。

 

 

モダン蔵カフェ 風音

住所:埼玉県さいたま市岩槻区本町2-1-29

TEL:048-757-5515

https://www.kuracafekanon.com/

 

晴天にも雨天にも映える緑の庭に心和む 喧噪を忘れるくつろぎのカフェ

niwasaki cafe いわさ喜
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岩槻駅から歩くこと約7分、「niwasaki cafe いわさ喜」は閑静な住宅地の一角にあります。ともすると見逃してしまいそうなシンプルな暖簾が店先に出ているだけ。「こんなところにカフェがあるなんて」と驚く人も多いひそやかな佇まいのカフェです。

暖簾をくぐり細い道を進むと、草木が茂る緑の庭が出迎えてくれます。手入れの行き届いた、けれど作り込みすぎない庭は、自然の美しさにあふれ眺めているだけで癒されます。

 

店舗は、もともと店主の義母の住まいだった築100年越えの民家をリノベーションしたもの。飴色の床、年代を感じさせる柱や鴨居などレトロなしつらえに、人の暮らしのぬくもりが感じられ居心地の良いのが魅力です。1階はテーブル席、2階は座敷席になっていて、それぞれ違った雰囲気が楽しめるのもポイント。1人用の席やカウンター席もあるので、おひとり様での利用にもおすすめです。

また、店内のあちこちに並べられた本は自由に手に取ってOK。ハードカバー、文庫本、絵本、写真集など、さまざまなジャンルの本があるので、あれこれ選ぶのも楽しみです。

 

現在、お食事のメニューは「田舎ごはん」のみ(2024年10月現在、要予約)。季節によって変わるメイン料理に小鉢、ご飯、味噌汁が付いており、ヘルシーでどこか懐かしい味わいが体にしみます。お店のイチオシは自家製梅ジュース。庭でとれた梅を漬けた自家製梅シロップを使っており、さわやかな酸味としっかりとした甘さが口いっぱいに広がる一品です。グラスには漬けた青梅が2~3粒入っておりボリュームも満点(梅の実がなくなり次第終了となります)。そのほか、自家製ゆず茶もおすすめ。かぼちゃのケーキやチーズケーキなどの自家製スイーツは、やさしい甘さでコーヒーとの相性ぴったりです。

友達とのおしゃべりを楽しむのはもちろん、じっくり読書をしたり、パソコンを持ち込んで仕事をしたり、庭を眺めながらのんびりしたり過ごし方はさまざま。店主曰く、長居は大歓迎とのことなので、時間に余裕のある日に訪れてみてはいかがでしょう。

 

すぐそばには、愛宕神社があるのでぜひ立ち寄ってみて。ここは「大構」という岩槻城とその城下町の周囲を土塁と堀で囲んだものの一部が唯一残っている場所です。戦国時代末期に、小田原北条氏が豊臣政権との緊張が高まるなか築いたものとされていて、全長8kmにも及んだそう。愛宕神社はこの大構の上に鎮座しています。

 

 

niwasaki cafe いわさ喜

住所:さいたま市岩槻区本町3-17-10

TEL:048-689-3388

https://cafeiwasaki.wixsite.com/home

 

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