500円玉

大人も楽しい社会科見学 貨幣は究極のSDGs製品!貨幣や勲章の製造工程を見てみよう

貨幣に加えて勲章・褒章や金属工芸品などの製造を行っているのが、独立行政法人造幣局。大阪市に本局、さいたま市と広島市に支局が置かれ、それぞれの工場で製造する物や工程を分担しています。さいたま支局で製造しているのは貨幣と勲章。さらに貨幣は大きく分けて2つ、私たちが日常で使用する通常貨幣と、収集品として発行されるプルーフ貨幣があります。工場見学では、この2つの貨幣と勲章を製造する工場を見学できます。

エリア
カテゴリー
IMG_3091.jpeg
IMG_3094.jpeg
IMG_3117.jpeg
IMG_3100.jpeg
IMG_3164.jpeg
IMGP2262.jpeg

ガラス越しにのぞく製作現場には、さまざまな機械があり、専門の職人さんが手作業をする場面も。貨幣の製造には、焼いたり洗浄したり印刷したり検査したりと、工程がたくさんあります。プルーフ貨幣は、通常貨幣の工程に研磨の工程がプラスされるうえ、丁寧な作業が求められるなどの違いもあるそう。見学ルート上には工程の説明や製造途中の見本などがわかりやすく展示されています。

通常貨幣の製作現場は、プルーフ貨幣に比べてスピーディー。なんと1日に500円硬貨が約13万枚、100円硬貨が約25万枚も作られているんだとか!500円硬貨がたっぷり詰まったコンテナの重量もぜひ観てみましょう。

勲章の製造では、職人さんの精巧な作業が見られます。卓越した技術者(現代の名工)を受賞した方もいて、その技術力の高さがうかがえます。

工場見学は自由見学もできますが、おすすめは予約制のガイドツアー。貨幣はリサイクル率100%のSDGs製品であるとか、貨幣にまつわる詳しい話や見るべきポイントなどを聞くことができるので、より見学が楽しめます。

博物館には記念貨幣の展示や体験コーナーもあり!

IMG_3171.jpeg
IMG_3196.jpeg
IMG_3208.jpeg

工場見学のあとは博物館見学へ。

歴代の貨幣や製造の歴史に加え、勲章、過去に発行された記念貨幣の数々、国民栄誉賞のプレートやオリンピックの実際のメダルなどの展示がずらりと並んでいます。記念貨幣はその時々の出来事が反映されているので、時代を振り返るのにぴったり。

体験コーナーでは、1円から500円までの貨幣を詰めた貨幣袋や、重さを再現した千両箱、お財布の中の貨幣がどれくらい劣化しているかを調べる健康診断機など、色々な角度から貨幣にアプローチ。時代劇の中では持って走っている千両箱が実は……なんて、興味深い体験ができます。

関連する観光スポット

造幣さいたま博物館の外観

造幣さいたま博物館

お金の歴史や貨幣・勲章の製造工程などを学ぶことが出来る博物館です。 日本の貨幣の歴史に関する貴重な品も数多く展示されているほか、千両箱の重さなどを体験出来るコーナーやご自身の持っているお金の健康診断が出来るコーナーなどがあります。 平日には、見学通路から製造工場を自由に見学することが出来ます。 【みどころ】 ■国民栄誉賞の盾などの金属工芸品 ■記念貨幣

観光スポットを探す
観光MAP
旅行計画

言語変更

Google翻訳を利用して、サイト内のテキストを翻訳します。

\ このページをシェアする! /