さいた豆知識 Part2

さいた豆知識 Part1(浦和うなこちゃん・芳林寺と太田道灌・見沼の竜神伝説)

みなさんは、さいたま市についてどのくらい知っていますか?

長年住んでいるから何でも知っている?

そういえばあんまり知らないかも?

さいたま市には、歴史、文化、暮らしなど、知る人ぞ知る秘密やトリビアがいっぱいあります。

今回は豆知識のパート1をお届け。

知っていたことも初めて聞いたことも、ここで紹介するまめ知識をすべて覚えて、あなたも立派なさいたま通になりませんか?

エリア

浦和うなこちゃん

浦和うなこちゃん

浦和のうなぎのマスコット「浦和うなこちゃん」の秘密とは?

 

江戸時代からの伝統の味「浦和のうなぎ」を広くPRするために誕生したマスコット『浦和うなこちゃん』。この愛くるしい風貌、どこかで見たことありませんか?なんと、生みの親はアンパンマンの漫画家として知られる故やなせたかし氏です。『浦和うなこちゃん』はとってもミステリアス。今回はその秘密に迫ってみたいと思います。

 

●すみかはどこ?

埼玉県さいたま市にある川や沼

●どこで会える?

うなぎまつり(毎年5月下旬)

●好物は?

うな重、きも焼き、きも吸い、うな丼、ひつまぶしなど

●好きなことは?

水泳とおまつり

 

JR浦和駅西口コルソ前や別所沼公園には『浦和うなこちゃん』の石像があります。コルソ前の浦和うなこちゃんはイベントごとに持っている「うちわ」が変わるので、ぜひチェックしてみてください。

さいたま観光大使にも任命されている『浦和うなこちゃん』。さいたまの愛らしい顔としてこれからも活躍してもらいたいですね。

 

●浦和うなこちゃん石像へのアクセス

JR浦和駅西口からすぐ

芳林寺と太田道灌

芳林寺と太田道灌
芳林寺

岩槻城を築城したと伝わる太田道灌ゆかりの菩提寺とは?

 

城下町であった岩槻区には、岩槻城ゆかりの武将や大名の墓所・霊廟を祀っている寺社が多く、そのひとつ芳林寺には、太田道灌の供養塔があります。岩槻城は諸説がありますが、道灌の父道真が築城したと云われ、その子孫の太田資正が東松山から道灌の遺骨を当地に移し、資正の子氏資が母の芳林尼の追慕のため、寺名を芳林寺としたと伝えられています。

この太田氏ゆかりの芳林寺に、甲冑姿の道灌と鷹狩り姿の道灌という2つの銅像が建立されています。さらに岩槻人形博物館横には文人の太田道灌の像が建っています。

もちろん道灌ほどの人物になると関東各地に銅像が建てられており、埼玉県内ではゆかりの地といわれる川越や越生、暗殺された地といわれる神奈川県の伊勢原、東京都には日暮里や東京国際フォーラム(かつての都庁にあったもの)など多数あります。

道灌の勇姿に思いをはせて、銅像巡りの旅に出かけてみてはいかがですか?

 

●芳林寺

住所:さいたま市岩槻区本町1-7-10

拝観時間:9:00~16:00

☆霊廟ではおさい銭をあげて心静かにお参りしましょう。

アクセス:東武アーバンパークライン「岩槻駅」東口より徒歩5分

見沼の竜神伝説

見沼田んぼ
氷川女體神社
ヌゥ

見沼田んぼ周辺には竜神伝説がいっぱい

 

約1260haという広大な面積を持つ見沼田んぼ周辺には、竜にまつわる伝説が数多くあります。見沼が人々の暮らしに大きな恵みを与えていたため、主として竜神が棲んでいるとされていたからだとのこと。

武蔵国有数の古社で、見沼を見下ろす高台に建つ氷川女體神社(緑区)もそのひとつ。神輿を乗せた船で沼の深い所へ行き四本の竹を立てて祭祀の場を作り、食べ物やお金を投げ入れたところ、竜神の遣いの鯛が応えたそうです。

戦国期に建立された国昌寺(緑区)では、田畑を荒らす竜に困った際、江戸期の彫刻家・左甚五郎に山門の欄間に竜を彫り釘付けすることで封印しました。ただ、この山門を棺が通ると空になる、すなわち竜に食べられてしまう事態が起きたため、門は閉じられ開かずの門となったそう。

見沼干拓事業に取りかかった井沢弥惣兵衛為永のところに美女が訪ねてきて、「私は見沼の竜神であるが、この干拓を延期してほしい」と願いました。干拓工事に取りかかると思わぬ災難が生じ、為永も病気になったそう。為永が寝ていると再びその女が現れ、「自分が病気を治してあげよう、そのかわり願いを聞いてほしい」と、毎夜やってきては姿を消しました。病気は良くなりましたが、家来が為永の部屋をのぞくと、蛇身の女が為永の体をなめまわしていたといいます。

干拓で住みかを無くす竜神のため、為永は万年寺に神灯を掲げ、「竜神灯」と名付けてその霊をなぐさめました。この神灯は毎夜、美女(竜神)自身によって灯されたと言われています。

さまざまな伝説が語り継がれるほど、見沼田んぼの人々や暮らしには竜神が強く根付いていたんですね。

実は、さいたま市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」は、見沼の竜神伝説がモチーフ。見沼田んぼの主の子孫として、さいたま市の魅力を伝え、人々のつながりを深めるべく活躍しています。

 

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