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日本一長い!?参道を歩く!武蔵一宮氷川神社と大宮公園

所要時間

2時間

主な交通手段

徒歩

さいたま新都心駅をスタートし、およそ2kmの並木がつづく氷川参道を歩き、2000年以上の歴史をもつといわれる武蔵一宮氷川神社へと向かいます。

参道は、都市化により開発が続く市街地でも緑が多く残る貴重な空間となっています。参拝者のみならず、市民の憩いの場として親しまれています。武蔵一宮氷川神社は、「大いなる宮居」と称され、「大宮」という地名の由来にもなった日本でも指折りの古社です。

参拝後は、隣接する大宮公園へ。大宮公園は1885年(明治18年)に開園した埼玉県初の県営公園です。公園の歴史にも触れつつ、園内を散策します。

  • START

    さいたま新都心駅

    10:00
    15分
  • 1

    氷川参道・平成ひろば

    氷川参道・平成ひろば

    JRさいたま新都心駅近くの旧中山道から氷川神社まで南北に続く約2kmの並木道です。ケヤキ、シイ、エノキ、スギなど20余種の樹木が600本以上植えられています。 氷川参道には、三本の大鳥居があり、神社に遠い順に「一の鳥居」、「二の・・」、「三の・・」と呼ばれています。「二の鳥居」は明治神宮より寄贈移築されたもので、現存する木造の鳥居では関東で一番大きいと言われています。 また、平成ひろばは、氷川参道の一部を整備した公園で、通りの両側にケヤキやサクラ等が植えられ、その木々の間を散策できるよ...

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    30分
    +

    日本一長い参道の入り口

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    一の鳥居

    氷川参道には、3基の大鳥居があり、神社に遠い順に「一の鳥居」、「二の鳥居」、「三の鳥居」と呼ばれています。

    正式にお参りする時は、一の鳥居から歩きます。毎年8月1日に行われる氷川神社の例大祭では、今でも皇室から勅使が派遣されており、「一の鳥居」から参道を通ってご参向されています。

    距離を知るための目安

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    丁石

    かつては、参道を歩く人々が距離を知るために一の鳥居から一丁(約109m)ごとに丁石が建てられていました。

    氷川参道は十八丁(約2km)で、当時のもので残っているのは二丁、六丁、九丁、拾丁、十六丁の5基で、現在はいずれも神社や市立博物館で保管されています。今ある18基の丁石は復興建立されたものです。

    自然豊かな参道を歩く

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    氷川参道

    直線約2㎞の長さを誇る氷川参道は、昭和初期には鬱蒼とした杉並木で覆われていてたそうです。
    現在は、ケヤキ、シイ、エノキ、スギなど20余種の樹木が600本以上植えられています。
    都心部にありながら、自然豊かな参道は、初夏には新緑、秋には紅葉など季節によって様々な景色が楽しめます。

    ベンチで休憩も◎

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    平成ひろば

    氷川参道の一部を整備した公園で、平成元年に完成し、「平成ひろば」と名づけられました。
    通りの両側にケヤキやサクラなどが植えられ、その木々の間を散策できるようになっています。
    歩道は石畳で整備され、岩を組み合わせてつくったせせらぎもあり、市民の憩いの場として親しまれています。

    明治神宮より寄贈移築された大きな木造の鳥居

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    二の鳥居と狛犬

    二の鳥居は明治神宮より1976年(昭和51年)に寄贈移築されたもので、高さ約13m、現存する木造の鳥居では、日本有数の大きさを誇ります。
    狛犬は、二の鳥居前に、2018年に武蔵野銀行が奉納したもので、台座も含めた高さはそれぞれ約3メートルです。
    参拝者を出迎える参道の新しいシンボルとなりました。

    かつて二の鳥居があった場所

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    石燈籠

    一対の石燈籠は、かつて「二の鳥居」があった場所で、ここからが境内とされていたそうです。
    左右の石燈籠にはそれぞれ異なる年代が刻まれておりますが、神社に向かって左側の石燈籠には文化十四年とあります。
    1817年に奉献されたものということからも神社の歴史がうかがえます。

    明治天皇が行幸された時の様子が描かれている

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    氷川神社行幸絵巻

    1868年(明治元年)、明治天皇が武蔵一宮氷川神社に行幸された時の様子を描いた絵巻を模したパネルです。
    天皇の乗った鳳輦ほうれんを中心にお供の人々、鉄砲隊、鼓笛隊など総勢540名に及ぶ壮大な行列が描かれています。
    この行幸の行列は、下木崎村(現浦和区)出身の山田衛居によって描かれ、「氷川神社行幸絵巻」として現在に伝わっています。

    1834年に片倉製糸紡績株式会社が奉献

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    三の鳥居

    三の鳥居は、片倉製糸紡績株式会社が1934年(昭和9年)に奉献し、平成18年に修理された歴史があります。
    鳥居には、片倉製糸社長の「今井五介」の名が刻まれており、五介の次男にあたる「今井五六」は初代大宮市長を務めた方です。
    かつて、さいたま市域には、片倉大宮製糸所をはじめ、製糸工場がいくつもあり、「製糸のまち」でもありました。
    片倉大宮製糸所の跡地は、現在コクーンシティというショッピングモールとなっており、デザインの一部にはまゆの形がモチーフにされているなど、歴史を反映しています。

  • 2

    武蔵一宮氷川神社

    武蔵一宮氷川神社

    2,000年以上の歴史をもつといわれ、大いなる宮居として大宮の地名の由来にもなった日本でも指折りの古社。武蔵一宮として関東一円の信仰を集め、初詣には多くの参拝客で賑わいます。また、毎年5月には境内で恒例行事の大宮薪能が開催され、観る者を幽玄の世界へ誘います。

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    15分
    +

    朱色の橋越しの楼門が美しい!

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    神池と神橋

    境内にいくつかある池の中で最も大きな神池は、もとは見沼とよばれるあたり一面に広がっていた湖沼から湾入した入江だったといわれています。
    かつての見沼の姿を今にとどめる神池には、神橋とよばれる橋がかかっていて、趣ある風景は参拝者に人気の撮影スポットでもあります。
    神橋を渡るとさいたま市のシンボル的な建造物でもある楼門がそびえ立っています。

    袋の色は全部で10色!

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    御朱印とふくろ絵馬

    お参りをしたら、ぜひ御朱印もいただきたいところです。
    氷川神社の御朱印はシンプルで力強く、オリジナルの御朱印帳も人気です。
    絵馬掛けにたくさんぶら下がっているカラフルな袋は、「ふくろ絵馬」。願い事を書いた絵馬を袋に入れて奉納します。
    願いは十人十色であることから袋の色は全部で十色あるそうです。

    持ち帰りもOK◎

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    御神水

    神社の地下からくみ上げた御神水は、持ち帰ることもできます。
    煮沸して飲料水として使う方も多いそうです。

    氷川神社 発祥の地

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    蛇(じゃ)の池

    氷川神社の御祭神、須佐之男命すさのおのみこと八岐大蛇やまたのおろちを退治した伝承に由来し、蛇の池と呼ばれています。
    蛇の池は、境内の神池やその先に広がる見沼の水源のひとつで、現在でも水が湧き出ており、氷川神社発祥の地といわれています。

  • GOAL

    大宮公園

    12:00
    大宮公園

    「大宮公園」は明治18年、埼玉県最初の県営公園として誕生しました。 園内には、樹齢百年を超える赤松がそびえる赤松林や、 名物の1,000本もの桜をはじめ、新緑や紅葉が美しい樹木がたくさんあり、四季おりおりの変化が楽しめるほか、硬式野球場、双輪場(兼陸上競技場)、 サッカー場、プール(競泳用)、弓道場、小動物園、児童遊園地などもあり、埼玉県で一番利用の多い県営公園として親しまれています。

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    +

    桜の時期は必見!

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    大宮公園

    1885年(明治18年)に開園した、埼玉県最初の県営公園です。もとは氷川神社の奥山といわれる場所でした。
    氷川公園として開園した当初は松林や雑木林などが広がる素朴な風情で、やがて割烹旅館が立ち並ぶ景勝地となると、森鴎外や正岡子規、夏目漱石のような文人も訪れていました。
    1898年(明治31年)に県立公園となり、その後、1921年(大正10年)に、本多静六博士らによって改良計画が立案され、整備が進められました。
    開園以来、時代に応じて整備が続けられ、現在では樹齢百年を超える赤松がそびえる赤松林や、「日本さくら名所100選」にも選出された桜をはじめ、新緑や紅葉が美しい樹木がたくさんあり、四季折々の変化が楽しめるほか、スポーツ施設、小動物園、児童遊園地などもあり、埼玉県で最も利用の多い県営公園として親しまれています。

    マラドーナ選手がデビューした!?大宮日本初のサッカー専用グラウンド

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    NACK5スタジアム大宮

    日本初のサッカー専用グラウンドで、大宮アルディージャのホームスタジアムです。
    1964年(昭和39年)の東京オリンピックではサッカー競技の会場として使用されました。
    また、1979年のワールドユースで、ディエゴ・マラドーナ選手が国際大会デビューした場所でもあります。
    歴史と伝統のあるサッカーの聖地として知られています。

    紅葉の時期には美しい葉のグラデーションが楽しめる

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    日本庭園

    木製の門をくぐるとそこは日本庭園です。
    この日本庭園は、明治期から昭和初期まで営業していた料亭「石州楼」の跡地に開園しました。
    庭園内にあるツバキは料亭の庭にあった大唐子という品種で当時のままの姿で保存されているそうです。

    日本の「公園の父」

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    本多静六博士

    埼玉県久喜市生まれ。日本初の林学博士で、日比谷公園や明治神宮の森など、全国各地の公園設計に携わり日本の公園の父といわれています。
    大宮公園も本多博士が手がけた公園のひとつで、1921年(大正10年)に同僚の田村剛博士と「氷川公園改良計画案」を立案しました。

    レトロ好きにはたまらない!

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    児童遊園地

    親子連れで賑わうレトロな雰囲気の児童遊園地
    シンボルの飛行塔は1950年(昭和25年)にスポーツランドが開設されたのを期に設置されたそうです。
    当時はまだ飛行塔は珍しく、遠足で学校の校外教育にも活用されていたとか。
    また、明治期から大正初期の頃まで、遊園地から小動物園の一帯には、帝大生時代の正岡子規や夏目漱石も訪れた高級料亭「万松樓」がありました。

    キッズに人気!

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    小動物園

    入園料は無料で、サルやキツネなどの小動物のほか、ツキノワグマやハイエナなどもいます。
    また、大型のフライングゲージがあり、フラミンゴなどの鳥も間近で見ることができます。

    大正から昭和にかけて親しまれたホテル跡地

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    大宮遊園地ホテル跡

    埼玉県誕生100年を記念して整備された、埼玉百年の森の中に残されているのは、1967年(昭和42年)まであった遊園地ホテルの門柱です。遊園地ホテルは西洋風の建物でした。
    ホテルでは、渋沢栄一らが講演を行ったこともあるそうです。
    ひっそりとたたずみ、かつてのホテルの面影を今に伝えます。

    建物は建築家・前川國男の設計!

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    県立歴史と民俗の博物館

    埼玉の歴史・民俗・美術を過去から未来へ継承する博物館です。
    常設展示は「埼玉における人々のくらしと文化」がテーマです。
    また、年に3〜4回特別展や企画展が開催されるほか「ゆめ・体験ひろば」ではこどもから大人まで楽しめる多彩な体験メニューを展開しています。

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