埼玉県立近代美術館
北浦和公園内にある「見る、創る、発表する」をコンセプトにした総合美術館で、グリッド(格子)を基調とした建物は造形的にもすぐれたものです。 埼玉ゆかりの美術家のほか、国内外の現代美術作品を多く収蔵。館内に配置された楽しい椅子に腰かけてゆっくりと鑑賞できるのも魅力です。 【みどころ】 ■MOMASコレクション(常設展) ■MOMASのとびら(アート体感ワークショップ)
浦和エリア
美術館・博物館
猛暑に欠かせないグルメといえば「かき氷」。暑さに耐えながら口に運ぶひんやりスイーツは、この季節ならではの至福の一品です。お祭りで食べる昔ながらのかき氷からお店こだわりのかき氷まで、多彩なかき氷はわたしたちの心をとらえて放しません。さいたま市にも、一度は食べてみたいおすすめかき氷がいっぱいあります。今回は、王道から変わり種まで色々なかき氷とひんやりスイーツを堪能できる3店をピックアップ。周辺のおすすめスポットもご紹介するので、かき氷めぐりとあわせて夏のお出かけをしてみてはいかがでしょうか。
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北浦和駅から徒歩2分、木枠の格子戸と白壁が目を引くのがちいさなカフェ「アンズトモモ 北浦和」です。開店前からお客さんが並ぶ人気店で、遠くから訪れる人や何度も通うリピーターさんも多いのだとか。店内は白を基調に木の温もりが感じられるレトロな雰囲気。コンパクトなテーブルと椅子が置かれているほか、格子戸の外にはベンチも用意されているので、店内で涼みながら、店先で夏の日射しを浴びながら、もしくはテイクアウトでと、色々な楽しみ方ができます。
かき氷が提供されるのは6月末から9月頃までの期間限定。かき氷はくまさん型と季節のフルーツを使ったものの計2種類ながら、フレーバーは2週間ごとに変わるので、1シーズンで10種類以上の味を楽しめるそう。
取材日に提供されていたのは、アーモンド・生クリーム入りキャラメルミルク味のくまさんかき氷「キャサリン」と、3周年を記念した「アンズトモモ(杏とスモモ味)」のかき氷。キャサリンは、キャラメル色のかき氷がビスケットやチョコレート、アイスクリームでデコレートされていて、まさにくまのぬいぐるみです。ふわふわの氷にカラメルの苦みが効いたシロップがよく合い、甘いのに重さはゼロ。中のクリームと香ばしいアーモンドがまろやかさをプラスして、すいすい食べ進められます。アンズトモモは濃厚なフルーツの味わいに自然な甘さがマッチ。どちらを選ぶかすごく迷うので、1度に2種類食べるお客さんが多いというのもうなずけます。
かき氷のほかにドリンクや焼き菓子などのメニューも充実。テイクアウトして近くの公園へ足を伸ばすのもおすすめです。
住所:さいたま市浦和区北浦和4-1-10
営業時間:10:00 ~16:00(L.O.15:30)
※かき氷提供時期は13:00〜19:00(L.O.18:30)/要確認
定休日:水曜日
アンズトモモから歩いてすぐの北浦和公園は、北浦和エリア人気の憩いの場。広々とした園内には豊かな緑が広がり、木陰やベンチなどもあるので、ドリンクやスイーツをテイクアウトして訪れるのにぴったりです。また、敷地の一角に埼玉県立近代美術館があることから、園内のあちこちに国内外の作家のアート作品が設置されているのも特徴のひとつ。巨大なサキソフォンやカラフルな彫刻など興味深い作品がいっぱいあるので、散歩しながらアート鑑賞も楽しめます。おすすめは建築家・黒川紀章氏の「中銀カプセルタワービル・住宅カプセル」。窓から中をのぞいて「カプセルの中って、こんな風になってたんだ!」と驚きとともに鑑賞したい作品です。
埼玉県立近代美術館では、常設展であるMOMASコレクションのほか、多彩な企画展を実施。さらに、「みる、しる、つくる」を目的に、レクチャー、ワークショップ、鑑賞会など、つながる場所とプログラムを提供しています。予約不要のフリープログラムもあるので、気軽に参加して、アートを身近に感じてみましょう。
「あんみつさん」はあんみつ好きの店主が切り盛りする甘味処。住宅街の一角にありながら客足が絶えない人気店です。
まず目を引くのはメニューの多さ。基本のあんみつに加え、ソフトクリームをトッピングした「雪の樹」、ソフトクリームトッピングに抹茶をかけた「若草」、黒蜜ではなくカラメルをかけるクリームあんみつ「琥珀」など、あんみつだけでも多彩なバリエーションがあります。そのほか、みつまめや豆かん、ソフトクリームもあるので甘味好きにはたまりません。
あんみつさんでは材料にもこだわっています。神津島ほかから選りすぐった天草を使用した寒天、北海道産小豆を豆の姿を残し香り高く炊き上げた粒あん、ほっくりと炊き上げた北海道産赤えんどう豆など、素材の味わいが存分に活かされています。彩りに添えられた香川の伝統菓子「おいり」にも注目です。
夏季限定のかき氷メニューもバリエーション豊富。いちごや宇治金時、小豆など基本のかき氷にミルクやソフトクリームをトッピングしたものまであり、メニューを見ているだけで心が躍ります。
「ソフト宇治金時」は、抹茶かき氷に小豆とソフトクリームが載ったボリュームたっぷりの一品です。氷はふんわり柔らかな口どけ。一口いただいてみると、濃厚な抹茶の香りと爽やかな渋みが口いっぱいに広がり、まるでお茶を食べているよう。シロップ自体は甘さ控えめなので、小豆やソフトクリームの甘さがぴったりはまります。抹茶好き、かき氷好きにおすすめです。
かき氷の提供は9月か10月頃までを予定。気候により終了するのでご注意を。
住所:さいたま市中央区上峰3-14-19
営業時間:11:30〜18:00
定休日:月・火曜日
電話番号:048-857-2222
あんみつさんとともに訪れたいのが「彩の国さいたま芸術劇場」。
演劇、舞踊、⾳楽、映像など、舞台芸術に特化したホールやけいこ場、練習室を備えた劇場で、近藤良平芸術監督のもと、年間通じて多彩な公演・イベントを開催しています。かつては蜷川幸雄⽒、現在は吉⽥鋼太郎⽒が演出を⼿がける彩の国シェイクスピアシリーズもそのひとつ。
ホール公演がない⽇でも、劇場中心部に位置する「光の庭」や、ガラス屋根から光を取り込む全⻑100mもの通路「ガリレア」など、美しい建築は⾒どころのひとつ。これらの空間を活用し企画展⽰や光の庭プロムナード・コンサート、⽉に1度のストリートピアノなど、無料で楽しめるイベントも開催されています。
2022年10月から約17か月の休館中に実施した⼤規模改修により防災機能の向上やバリアフリー化などを進めたほか、2つの新店舗がオープン。1つが、光の庭の⼀⾓に設けられた「cafe PALETTE(カフェパレット)」で、県産⾷材を取り⼊れたフードメニューやドリンク、焼き菓⼦などがあり、誰でも利⽤できます。テラスにはシェイクスピア作品にちなんだ草花が揺れるガーデンもあり、のんびり過ごすのにぴったり。もう1つの、絵具や粘⼟、⽊⼯で遊べる施設「CREP(クリップ)」は、親⼦はもちろん、⼤⼈のみの利⽤もOK。⾃らがアーティストになって作品を⽣み出す体験ができます。
2024年10月に開館30周年を迎える彩の国さいたま芸術劇場。今後も10月のオープンシアターをはじめ、多くの企画が予定されています。この機会にぜひ足を運んでみては。
さいたま市内の本格的な台湾料理店として名前が挙がる「台湾茶房e-one」。カラフルな色使いに台湾の雑貨を使ったインテリアがかわいらしく、まるで台湾にいるような雰囲気が味わえます。
お料理は定番の魯肉飯や麺線のほか、日替わりランチ、ディナータイムの一品料理など屋台夜市の食事を再現したメニューがずらり。店主の師匠の祖母から受け継がれたという、約80年前の台湾のレシピを再現しており、「古早味(昔懐かしい味)」の台湾料理を味わうことができます。脂っこい、味が濃いと思うかもしれませんが、台湾のソウルフードはあっさりさっぱりしているのが特徴とのこと。食べ始めるとどんどん箸が進んでしまうのも仕方がないことかもしれません。
台湾茶房e-oneで提供されているかき氷は「古早味黑糖綜合剉冰」。芋圓、地瓜圓、タピオカ、小豆をトッピングし、黒糖と三温糖のシロップをかけたかき氷で、昔懐かしい台湾の味を再現しているそう。ガリガリ粒の残る氷に対し、硬めに炊き上げた小豆、もちもちのタピオカ、もっちりとした芋圓の食感が楽しく、食べ応えがあります。その反面甘さはさっぱりしているので食後のデザートにもぴったり。6月中旬から9月までの期間限定なので、ぜひこの機会に味わってみましょう!
かき氷のほかにも伝統的な豆花や愛玉子、手作りパイナップルケーキなどデザートは多彩。ハイビスカスや白キクラゲを使った薬膳豆花など、台湾茶房e-oneオリジナルの珍しいメニューも要チェックです。
さいたま新都心駅近くにある一の鳥居から武蔵一宮氷川神社まで伸びる氷川参道は全長約2km。2000年以上の歴史をもつ氷川神社への参道とあって、澄んだ空気や崇高な雰囲気を感じることができます。青々としたケヤキ並木が日射しを遮り木陰を作ってくれるので、避暑スポットとしてもおすすめです。
参道沿いにはさまざまな店舗が点在しています。台湾茶房 e-oneもこの参道沿いにあるので、ランチやお茶のあと、周辺を散歩したり武蔵一宮氷川神社まで足を伸ばしたり憩いのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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