大構(愛宕神社)
大構えとは
総構(惣構)、総曲輪(総郭)、総堀(惣堀)などともいい、城と城下町一帯も含めて外周を堀や土塁で囲んだ、日本の城の構造のことです。城の防御力の強化のほか、城下町の保護にも大きな役割を果たしました。岩槻城の大構は、天正年間(1580年代頃)に、小田原北条氏が、豊臣政権との緊張が高まるなか築いたものとされています。
愛宕神社
神社の創建は不明ですが、江戸時代初期の「武州岩槻城図」に愛宕神社が記載されています。いい伝えによると、太田氏が岩槻城を築いたときに小さな祠を見付け、それを土塁上に移し祀ったといわれています。その日が現在の7月24日であるため、今でも祭礼が行われています。
周辺地図
開館時間 | 見学自由 |
---|---|
住所 | さいたま市岩槻区本町3-21-25 |
電話番号 | 048-756-1507 |
アクセス | 東武アーバンパークライン(野田線)「岩槻駅」東口より徒歩3分 |
駐車場 | 有り(無料) |