2024年で開山1200年! 慈恩寺
縁起
「華林山慈恩寺縁起」には慈覚大師が大杉の霊木を毘沙門天のお告げにより、千手観世音菩薩を彫刻して、慈恩寺の本尊として崇めたことなどが記載されており、慈恩寺という寺名も大師が学んだ唐の長安(現西安)にある大慈恩寺にちなんで寺名としたことに起因しています。盛時には13万5千坪の境内と、塔中66ケ坊を有する大寺でしたが、数次の災厄のため烏有に帰し、現在に至っています。現在の本堂は、天保14年(1843)に建立されたもので、本尊は大師御作が焼失後、寛永年間(1624〜1643)に天海僧正が比叡山より招来されたものです。また、境内には天正17年(1589)に岩槻城主北条氏房の家臣、伊達与兵衛により寄進された南蛮鉄灯籠(市指定文化財)や、西遊記で名高い玄奘三蔵法師の霊骨も奉安されています。
主な行事
1月1・2・3日:初詣
1月15日:お炊き上げ
2月5日:玄奘忌(於:玄奘塔)
5月5日:玄奘祭(於:玄奘塔)
8月9・10日:四万六千日
11月16・17日:秋大祭
2024年は開山1200年!
2024年は慈恩寺の開山1200年!これを記念し、下記期間中、御本尊の千手観世音菩薩の御開帳と二十八部衆特別展示が行われます。
期間:令和6年3月20日(水)〜9月23日(月)
時間:平日9:00〜15:00/土日祝日9:00〜16:00
拝観料:無料
※御開帳・特別展示の日程は余儀無く変更される場合があります。ご了承ください。
周辺地図
開館時間 | 拝観時間:8:00〜17:00 |
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住所 | さいたま市岩槻区慈恩寺139 |
電話番号 | 048-794-1354 |
アクセス | 東武アーバンパークライン(野田線)「豊春駅」西口より徒歩25分 |
駐車場 | 有り(無料) |